新元号にまつわるさまざまな商品が展開される中、令和の文字のネックレスが登場した。葛飾区のジュエリーデザイナー上村彩さん(41)がオーダーメードで手掛けている。
漢字の「令和」をかたどった縦八ミリ、横十八ミリのペンダントトップに、アクセントのダイヤが映える。幅広い年代に好まれるように、シンプルなデザインにした。
元号を改めることが発表された時から構想を温めてきたという。
上村さんは米国やイタリアで腕を磨き、帰国後、フリーのデザイナーに。現在は切子ガラスの技を取り入れた指輪にも挑戦している。
今回の商品に「新たな気持ちで前向きに歩んでいってほしい」との願いを込めた。
素材は金やプラチナから選べ、金額は五万二千五百円~七万円(税抜き)。イニシャルの刻印や誕生石の埋め込みもできる。国内の工房で受注生産する。